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  • 2006.05.20
  • 深紅

    鉄砲玉のように飲みにいこうとして阻止される・・・無念なり。。
    おとなしく読書(ひとり酒)してました。BGMは
    Erykah Budu Buduizm






    野沢 尚

    深紅


    内容(「BOOK」データベースより)

    父と母、幼い二人の弟の遺体は顔を砕かれていた。秋葉家を襲った一家惨殺事件。
    修学旅行でひとり生き残った奏子は、癒しがたい傷を負ったまま大学生に成長する。
    父に恨みを抱きハンマーを振るった加害者にも同じ年の娘がいたことを知る。
    正体を隠し、奏子は彼女に会うが!?
    吉川英治文学新人賞受賞の衝撃作。


    Amazon.co.jp

    このところ、小さな子供の命を奪う悪質な犯罪が後を絶ちません。
    輝かしい未来に足を踏み入れることもできず、痛みや苦しみ、恐怖を感じながら消えていく小さな命。一家惨殺により父母と小さな弟たちを失った長女の苦しみ、葛藤がなまなましく描かれていました。
    現実社会のマスコミ問題や遺族に対する国の対応などの問題点も考えさせられ、ずしんときた一冊。
    残された被害者家族と、加害者家族には言葉にはいい表せない想いがあると思います。
    「なぜ、自分が・・」
    「なぜ父(母)が・・」
    娘が、息子が、兄が、姉が、弟が・・・
    犯人を許せない、という気持ちだけではなくその家族までを憎んでしまいそうな奏子と、父を犯罪者にした被害者一家への怒りを募らせる加害者家族。
    単純に考えれば罪を犯した人が悪いだけですが、犯罪に至るまでの経緯によって被害者家族が中傷されることも少なくありません。
    必死で立ち直った振りをし、周りに心配をかけまいとする奏子。大好きだった父の実際の姿を知ることになり、一家が破壊されてしまう原因を作り出した父親を許せなくなりそうになる奏子。痛々しいです。
    当事者の気持ちは決してわかるはずもないのですが、このような問題を扱った本を読んだ後は、物事を真四角に見るのではなく、多角的に見る目を養うことも大切だなぁ、と思います。
    犯罪が起こらなくなるようにするのがイチバンなんですけどねっ!
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    さいこ

    Author:さいこ
    大自然の中に生息。

    本と映画と煙草とお酒で幸せ☆
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    今年こそコミカルな人生から
    脱出をはかりたいと思います!

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