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  • 2006.04.03
  • パイロット・フィッシュ



    大崎 善生

    パイロットフィッシュ





    内容(「BOOK」データベースより)

    人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない―。
    午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。
    受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。
    記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。
    吉川英治文学新人賞受賞作。
    Amazon.co.jp


    真夜中の読書。静けさの中、物語の中の静寂がさらりと流れ込んできた一冊。
    主人公が記憶に関する考えを巡らせる中で、自分の記憶についても深く考えさせられました。
    記憶はバイカル湖のような深く透明な湖の中に沈み込んでいるだけで、消すことはできない-。
    出会ってしまった人との別れはないし、人を思いやれず傷つけた言葉も、いつか湖から浮かび上がって自分に返ってくる。何十年後かもしれませんが。そういった記憶の集合体が自我なのではないかと考え続ける主人公に惹かれ、また彼を取り囲む暖かな人々にも魅了されてあっという間のトリップでした(笑)

    タイトルの『パイロット・フィッシュ』は熱帯魚のアクアリウムを作るときに水槽に一番に入れる魚のことだそう。その魚が本命の熱帯魚が住むために最適な環境を作り出すというのです。
    自分にとってのパイロット・フィッシュに感謝を捧げつつ、読了。

    読むなら真夜中がオススメ。



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    さいこ

    Author:さいこ
    大自然の中に生息。

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    今年こそコミカルな人生から
    脱出をはかりたいと思います!

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