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  • 2010.05.20
  • シモネッタ&ガセネッタ/米原万里

    ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫)ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫)
    (2003/06)
    米原 万里

    商品詳細を見る


                               地獄の沙汰も通訳次第

    内容(「BOOK」データベースより)
    国際会議に欠かせない同時通訳。誤訳は致命的な結果を引き起こすこともあり、通訳のストレスたるや想像を絶する…ゆえに、ダジャレや下ネタが大好きな人種なのである、というのが本書の大前提。「シツラクエン」や「フンドシ」にまつわるジョークはいかに訳すべきかをはじめ、抱腹絶倒な通訳稼業の舞台裏を暴いたエッセイ集。

    いつも米原さんのエッセイを読むと、頭の引き出しが溢れてしまう(狭いので・・・)
    なにせワタクシ、浅く広く・・・なものですから、字面を見て「ああ、こんな感じの事かな?」と思えるものもあれば、全く知らない言葉や歴史、何?彼女がこう考えている背景の事象は?なんて考え始めるとキリがないくらい!
    いつも曖昧なまま流していた部分も、今回はメモってみた(笑)
    マイラさん方式で赤線引こうかと思いましたが、どの頁にも線引かなくてはならなくなりそうなので(汗)匠姐さんの真似っこして、ノートを一冊新調しました(笑)
    著者が紹介する気になる映画や小説、エッセイなどを書き留め、判らない語句や歴史的事象、ハッとした一文などをメモメモしていたらまるっと一頁埋まってしまいました(笑)あぁこんな読書も楽しい!
    本業は同時通訳という言葉のプロの著者の引き出しは、多くて深くて、読んでいて飽きると言うことがありません。
    興味深く、しかも笑いをまじえつつ、一気に読了。

    以下本作品中「身内ほど厄介なものはない」(P76~78)より抜粋
    自己と自己の近親者を口を極めて絶賛する傾向は、欧米人とりわけ、アメリカ人の言語習慣に根づいており、一種の枕詞や挨拶のようなもの。要するに字句通りの意味をすでに失っている。(中略)
    たとえば、日本文化においては、自己と自己の近親者に関する表現においては限りなく自己卑下に近い謙譲の美徳路線を堅持することが求められている。(C)米原万里

    ↑の部分、なんとなく感じてはいても文章で読むと「そうか!」と妙に納得w


    翻訳という言葉の置き換えがいかに難しく楽しいか。
    心からワクワクさせてくれる一冊。

    ★★★★☆
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    テーマ : 感想
    ジャンル : 小説・文学

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    No title

    私も米原氏のエッセイは好きぢゃよw

    ホンに、惜しひ人を亡くしたのぉ・・・泣!

    ☆アスさん☆

    アスさん、守備範囲広いデスよね!
    日記、参考にさせていただいてますよん♪

    米原さんの作品に出会ったのは「オリガ・モリソヴナ・・・」が初で
    まだまだ読んでない作品もたくさん!
    お亡くなりになっているので新作は望めませんが、大切に読み続けたいと
    思っています。おもろっ!
    プロフィール

    さいこ

    Author:さいこ
    大自然の中に生息。

    本と映画と煙草とお酒で幸せ☆
    美味しいもの大好き、作るのも好き。

    今年こそコミカルな人生から
    脱出をはかりたいと思います!

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