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  • 2007.04.23
  • ユージニア



    恩田 陸

    ユージニア



    出版社 / 著者からの内容紹介
    あの夏、青澤家で催された米寿を祝う席で、 十七人が毒殺された。
    ある男の遺書によって、一応の解決をみたはずの事件。町の記憶の底に埋もれた大量殺人事件が、
    年月を経てさまざまな視点から再構成される。

    内容(「BOOK」データベースより)
    遠い夏、白い百日紅の記憶。死の使いは、静かに街を滅ぼした。
    知らなければならない。あの詩の意味を。あの夏のすべてを


    恩田先生ワールド、キタ━━(゜∀゜)━━!!!
    読み始める前に、(本を手に入れる前に)私はいろんな誤解をしていたようです。
    短編集「図書室の海」で描かれていた「イサオ・オサリヴァンを捜して」の本編だと思ってました。
    違った・・・。
    (あの世界、本編があったら絶対読みたい!)
    本を手に入れたら、帯を見て「ライオンハート」みたいな感じかなぁ?と。
    違った!
    SF的なのも大好きですが、ユージニアは現代・極めて現実的な舞台設定。
    ただし、本を執筆する過程であるという点や証言をまとめていく感じは
    三月は深き紅の淵を」に通じるものがあるかなぁ。
    こちらは、ある街で起きた大量毒殺事件を紐解いていく-いや著者は告発したかったわけではないのですが-ストーリー、さらにその本を巡っての取材・証言を、独特の魅せ方でかかれているのです。
    ミステリー、ですよね、たぶん・・・

    時間軸がかなり入り組んでいるのと、多人数からの視点で書かれているので「簡潔・明瞭」なストーリーがお好みの方には向かないかも?
    が、読み進めていくうちに明らかになる事実や、ハッとさせられる些細な符合、ドキドキして止まりません。
    あと、装丁がとても素敵です。
    表紙を開くと、それぞれサイズの違う「詩」と「プロローグ」が。
    凝ってますね~。

    一見、それぞれの人物像が大まかに見えるかもしれませんが、最後で納得・吃驚です。

    ★★★★☆
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    本* ユージニア

    恩田陸さんの小説は、 ミステリアスで独特の雰囲気を持つ状況設定 魅力的な登場人物造詣 が読者にとっては強い魅力で、そこに描かれる世界にどっぷりと浸りきって読書の楽しみを堪能できる一方、 時に、結末があっけなさすぎたり、曖昧すぎて物足りなく感じること...

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    No title

    さいこさんは、3年前に読まれていたんですねー。

    そうそう、なんのジャンル?と訊かれると困ってしまうかも。
    私は予備知識無しで読み始めたので、一体話がどのように展開されていくのか、初めはちょっと戸惑い気味でしたが、「恩田ワールド」に一旦入り込むと、もうあとはドップリ浸れました。

    こちらの記事にある「図書館の海」「ライオンハート」どちらもまだ読んでいないので、まだまだ今後のお楽しみがあるなっとうれしかったりして。

    ★有閑マダムさまへ★

    恩田さんはどんどん新世界を開拓していってくれるので
    ついていくのも一苦労(笑)ですが、とても楽しみです。
    まだまだ未読の作品もたくさんあって、わくわくします♪

    ジャンルはファンタジーが基礎になってる作品が多い気がしますね。
    でもただのファンタジーではない!いつもその世界にのめり込ませてくれます。

    またレビュー楽しみにしています♪
    プロフィール

    さいこ

    Author:さいこ
    大自然の中に生息。

    本と映画と煙草とお酒で幸せ☆
    美味しいもの大好き、作るのも好き。

    今年こそコミカルな人生から
    脱出をはかりたいと思います!

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