• --.--.--
  • スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

  • 2007.03.24
  • 玉蘭



    桐野 夏生 玉蘭



    内容(「BOOK」データベースより)

    ここではないどこかへ…。東京の日常に疲れ果てた有子は、編集者の仕事も恋人も捨てて上海留学を選ぶ。だが、心の空洞は埋まらない。そんな彼女のもとに、大伯父の幽霊が現れ、有子は、70年前、彼が上海で書き残した日記をひもとく。玉蘭の香りが現在と過去を結び、有子の何かが壊れ、何かが生れてくる…。

    眠れない夜に部屋の床いっぱいに月の光を溜めて眠りにつく有子。
    そんな始まりに、一気に引き込まれてしまいました。辛い、寂しい留学生活でふと手にした玉蘭の飾り。
    その香りから大伯父との意識の交錯があったのではないかー。
    主人公・有子は容姿に恵まれ、有能でありながらも自分に自信を持つことができない女性。
    周りとの、自分との闘いに疲れて上海留学の道を選んだのですが、そこは世界の果てでありながら、つねに自分を中心とする世界だったのです。
    桐野夏生さんの描かれる女性は、とても繊細で魅力的でありながらも強さ、破壊性を秘めている事が多い気がします。そんな主人公達に憧れを抱きながらもその変貌には軽い恐怖を覚えてしまいます。
    有子と元恋人の松村の関係のありかた、質とその妻の関係、すべての人間模様に深く感情移入してしまい、軽く疲れました(笑)

    ★★★★☆
    関連記事

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール

    さいこ

    Author:さいこ
    大自然の中に生息。

    本と映画と煙草とお酒で幸せ☆
    美味しいもの大好き、作るのも好き。

    今年こそコミカルな人生から
    脱出をはかりたいと思います!

    最新記事
    最新コメント
    ブクログ
    さいこの本棚
    リンク
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QRコード
    カテゴリ
    月別アーカイブ
    最新トラックバック
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。