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  • 2007.03.20
  • ナイフ



    重松 清

    ナイフ


    内容(「BOOK」データベースより)

    「悪いんだけど、死んでくれない?」ある日突然、クラスメイト全員が敵になる。僕たちの世界は、かくも脆いものなのか!ミキはワニがいるはずの池を、ぼんやりと眺めた。ダイスケは辛さのあまり、教室で吐いた。子供を守れない不甲斐なさに、父はナイフをぎゅっと握りしめた。失われた小さな幸福はきっと取り戻せる。その闘いは、決して甘くはないけれど。坪田譲治文学賞受賞作。

    読んでいて、とても痛かった(涙)
    全5編から構成されていますが、うち4編は子供の「いじめ」が。
    軽いタッチですが『何故いじめが起こるのか』結構ツボを突いているのではないかと思います。
    (今現在はどうかわからないけど・・・)
    せめてもの救いは、いじめられている子供達が強く、『生きる!』力に溢れていること。
    特に「ワニとハブとひょうたん池で」の主人公ミキは自分がハブにされようと怯まない。小さな世界のことだからとわかっている。けど物語の中のそんな強い子でも「もうどうだっていいやぁ」って思ってしまうことがあるんですよね。子供の性格だって千差万別。「大人に知られることが何よりも嫌だ!」と感じる子供もいるかもしれませんが、いじめによって命を絶つ子供達がたえない今、やはり周りの大人のケアも大切なのじゃないかなぁ、と改めて考えました。
    作中でもいじめを受けている子供に対してどう接してよいかわからない両親の姿が描かれていましたが、子供の視点で考えてみる為に子供よりも大人が読むといいのかなぁと思いました。
    『自分を喪わず、生き抜く』簡単なようでいて、子供達にとってそれが難しい世の中です。
    生きてさえいれば、まったく違う社会に飛び立つこともできるし、楽しい事だってある!
    子供達にそう信じさせることのできる社会にしていきたいものです。

    ★★★★☆
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    さいこ

    Author:さいこ
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    今年こそコミカルな人生から
    脱出をはかりたいと思います!

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