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  • 2006.09.23
  • 四日間の奇跡



    浅倉 卓弥

    四日間の奇蹟



    内容(「BOOK」データベースより)

    第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。
    脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。
    Amazon.co.jp


    確かにミステリーというよりファンタジーですね。
    医学的、音楽の専門用語が多い気もしましたが、雰囲気を壊すことなく読みおおせました。
    全く関係ないのですが、コレを読んでいるときに最終回だけチラっと見てしまった『仔犬のワルツ』を連想してしまい、(今ドラマのHPで読んできたのですが、主人公の女のコは盲目という設定だったようですね。チャンネルかちゃかちゃ変えてる時に燃えさかる炎の中、ピアノを引く女の子と市原隼人が目に映ったので覚えてます)なんとなーく千織は安部なつみイメージでした。
    で、如月氏が西島秀俊かというとそうではなく(笑)これまたずいぶんと昔に『ハルモニア』で堂本光一がなんか音楽教えていたな~(これも見てない。多分番宣でチラ見。)なんて思い出してイメージは堂本光一(笑)いづれも音楽と何らかの障害というキーワードが一緒ですが。。。
    なんてミーハーなんでしょ(笑)

    大切なもの、大切なひと、何かを大切に思う気持ち。そんな暖かいものが溢れている一冊です。主に如月氏の視線で描かれているのですが、彼の千織に対する愛情。言葉として表されているのではなくて、彼女を思いやる行動、思考から深い愛情を感じ取れます。ただ、そうなるまでの葛藤、絶望・恨み・嫉妬を乗り越える部分にもとても引き込まれました。
    そう、決して美しい感情だけではないです。サブヒロイン(いや本命か?)の奇跡の四日間。死に対する恐怖や人生の悔い、恨みも描かれています。でもそういうのがあってこそ人間。最終的に自分がどうありたいか、悩んで苦しむその姿が見えます。環境こそ違えど、もしも自分だったらどうしたいかっていうのは凄く考えさせられます。

    四日間の奇跡関連曲一覧
    (数字は文庫のページによる、初出のみ記載)

    映画テーマ曲:平原綾香 Eternally(エターナリー)

    8:ドヴォルザーク:交響曲第九番「新世界より」第2章、ラルゴ
    32:ブルグミュラー:アラベスク
    52:シューマン:「子どもの情景」 第7曲「トロイメライ」
    94:ベートーヴェン:ピアノソナタ「月光」
    96:ベートーヴェン:「悲愴」
    139:ショパン:「子犬のワルツ」
    172:ベートーヴェン:ピアノソナタ「ワルトシュタイン」ロンド
    204:リスト「ベネディクトゥス」(ハンガリー戴冠式ミサより2つの小品)
    207:ポンキエルリ「時の踊り」
    207:リスト:「ため息」
    207:ドビュッシー「月の光」
    207:ショパン「ノクターン第2番」
    478:ショパン「別れの曲」



    うーん、これは映画も見てみたいかも。DVD借りてみようかな?

    moguさんがせっかくネタバレのスルー記事にしていたのに、書いちゃいますけど(笑)東野圭吾の「秘密」、何年か前に読んでいたけど気になりませんでした。どちらもそれぞれ楽しめます♪
    そんなわけでちょっと心洗われる一冊でした。

    ★★★☆☆
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    さいこ

    Author:さいこ
    大自然の中に生息。

    本と映画と煙草とお酒で幸せ☆
    美味しいもの大好き、作るのも好き。

    今年こそコミカルな人生から
    脱出をはかりたいと思います!

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